旅に出たいと叫びたい!

旅行大好きな筆者が主に国内旅行、鉄道、各地のおいしいもの等をテーマにした記事を書いていきます。

近鉄特急ひのとりの特等席!プレミアムシート最前列で前面展望を満喫してきた。

みなさまこんにちは。ゆわきーです。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

前回の記事では、先日名古屋に行った際の行きの行程で乗車したN700S系グリーン車の様子を書きましたが、今回は帰りの近鉄特急「ひのとり」乗車時の様子を書かせていただきます。
よろしければ↓前回の記事もぜひご覧ください。

hikari100.hatenablog.com

 

今回も行きと同様、予約の段階からプレミアムシートとレギュラーシート、どちらにしようか迷ったのですが、ネット予約画面を覗いたときに運よくプレミアムシートの最前列1人掛けの席が空いていたので、即決お買い上げしました💸不可抗力です(笑)。


ひのとりには何回か乗車したことがありますが、最前列は初めてなのでかなり楽しみにして当日を迎えました😊

 

さて、当日は少し早めに名古屋駅に到着したので、出発時間までお茶しました。
今回お邪魔したお店は、JR名古屋駅併設の高島屋7Fにある「パパスカフェ」です。

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アパレル関連の売り場の奥にあるので、ちょっとした穴場です。

こちらのお店は東京などにいくつかの支店があるのですが、ここのケーキがお気に入りなので、ちょくちょく利用させてもらってます。

今回は「ブルーベリーショートケーキ」とセットでアイスカフェオレを頂きました。

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この季節になると食べたくなる「ブルーベリーショートケーキ」。

パパスカフェのケーキの中でも一番好きなやつです。
季節限定のようなので、毎年タイミングを見計らって食べに行ってます🍰

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生地の間にもブルーベリーの粒が入ってます♪

と、気が付くとけっこういい時間になってきたので、お店を出て地下におります。

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ちょうど、賢島行きの伊勢志摩ライナーが向かいのホーム停車していたので撮影しておきました。
私が伊勢志摩に行くときはだいたい行きはこの伊勢志摩ライナーに乗って、帰りにしまかぜを利用するパターンが多いです。

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伊勢志摩ライナーは見た目がカワイイので好きです☺

ふと気が付いたのですが、近鉄名古屋駅のホームの壁には車両の写真が飾ってありました。
下の写真はおそらく鳥羽あたり?で撮った写真かと思いますがなかなかいい感じの写真だったので普通に見入ってしまいました🕵️‍♂️

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そうこうしているうちに、本日の主役がご入線です。

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何度見てもイケメン😍

ほんと、ひのとりの車体デザインは最近の特急列車の中では群を抜いてカッコいいですね。
お客さんがかなり乗っていたようで、停車後にドアが開くと同時にたくさんの人がホームへ降り立っていました。
車両といっしょに記念撮影をする親子連れの方もたくさんいて、かなりの人気っぷりでした😊

 

しばらくホームで待った後、清掃が終わったので車内に入ります。
せっかくなのでカフェスポットでコーヒーを…と言いたいところですが、さっき飲んだばかりなので今回はガマン😔

ちなみに、ここのコーヒーは以前飲んだことがありますが、お値段(200円)からすると普通においしくてコスパいいと思いました。
まだ飲んだことがない方はぜひお試しを!

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次に乗った時には飲むからね…☕

また、ひのとりの車内にはロッカーも備えられており、けっこう大きな荷物も入れることができます。
おそらくインバウンド客が大荷物で乗ることを想定しての設備かと思いますが、国内旅行でもトランクなんかがあるときは助かりますね。

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いよいよプレミアム車両の客室内に入ります。
今回は初めて8両編成に当たったので、難波方の先頭車は8号車でした。

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レッドカーペットが迎えてくれます。何たる高級感…(写真は難波到着後に撮影)

革張りシートにレッドカーペットという高級感がある組み合わせ。
N700Sのおとなしめなグリーン車のインテリアとは好対照ですね。

個人的には、上級クラスではシートの機能性だけでなく客室の雰囲気も重要な要素になると思っているので、こんな感じの重厚なインテリアは好きです💖

そして、とうとう念願の最前列へ…

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ずっとここに座りたかったんですよ…!(写真は難波到着後に撮影)

やっぱり前面展望付きの最前列はロマンの塊ですね。
まだ地下で何も見えないのにワクワクが止まりません😆


シート自体も非常に快適です。
おそらく先発のしまかぜのシートを改良したものかと思いますが、後ろを気にせずシートをめいっぱい倒して寝そべると、超快適モードになります(笑)


一人でキャッキャしてると、発車時刻になり電車が動き出してました😂

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ひのとり発進!(昔の特撮風)

名古屋駅から地上に出て車庫の脇をゆっくり通るところは、特撮モノのマシンの発進シーンみたいで好きです(笑)

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ちょっと遠いですが、同形式とのすれ違い。

コロナの影響で近鉄特急もかなりの減便を余儀なくされたようですが、それでもこの日はたくさんの列車とすれ違いました。
減便したのにこれだけ走るとは、普段の運用ではどんだけ多かったんだ…

途中、名古屋行き(逆行)のひのとりとも何度かすれ違い、順調に増備が進んでいるところを見れて嬉しくなりました。

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鉄橋を渡るときも、前面展望だと大迫力です!

津駅で乗務員さんの交代がありました。
この列車は津駅を出ると大和八木駅まで停まらないため、乗務区間の関係で交代しているのでしょう。

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だんだん空が夕焼けに染まります。

横の窓からもいろいろな景色が見れるので、前面展望付きの車両に乗ると、見るものが多くて忙しいです。
目があともう一組欲しくなってしまいますね😅

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横の窓の外には緑が広がっていました。

夕方発の列車だったので、だんだん外が暗くなっていったのですが、シートが快適なのも相まってウトウトしてしまいました。
でもせっかくの最前列なので寝るのはもったいないと思い、眠い目をこすりながらかぶりついてました。

 

そうこうしている間に、終点が近づきます。

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停車駅が近づくと室内灯が青くなって知らせてくれます。斬新。

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大阪に帰ってきました!

名古屋を出てから2時間15分ほどで大阪難波に到着。
いやー、楽しくてあっという間でしたね!
今回はたまたま運よく最前列に乗れましたが、また乗れるますように…。


さて、今回新幹線と近鉄特急で大阪~名古屋を移動しましたが、いろいろな発見があって非常に面白かったです。

 

少し前だと、新幹線は速さと本数が強み、近鉄特急は安さが強みという両極関係であったように思いますが、「こだまグリーン早得」や「ひのとり」の登場により、そうとも言い切れない多様性が生まれたように思います。

 

新幹線の「こだまグリーン早得」を使うと、「のぞみ」に比べて速さと本数が犠牲になりますが、(同じくらいの値段で)快適性が高まります。
近鉄ではひのとりを使うと料金は高くなりますが、その分快適性が高まります。

 

つまり、大阪~名古屋間の移動手段を選ぶ際の新たな観点に「快適性」が加わったということです。
このように、利用者が自分の重視するポイントに合わせてサービスを選択でき、その選択肢が豊富にあるということは望ましいことだと思います。


そういう意味では、快適性を前面に押し出してデビューしたひのとりが私たちにもたらしてくれたメリットはとても大きかったのではないでしょうか。
先日無事に2021年のブルーリボン賞を取れたことは順当な結果だと思います(祝!)🎉

 

N700Sも良かったのですが、個人的には乗る楽しみという要素も含めると、どうしてもひのとりを推したくなってしまうのですよね…

 

そんなことを考えつつ、難波駅から回送されるひのとりをホームから見送りました。

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楽しい時間をありがとう。また乗りに来るからね!

それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。