旅に出たいと叫びたい!

旅行大好きな筆者が主に国内旅行、鉄道、各地のおいしいもの等をテーマにした記事を書いていきます。

素晴らしきインスタ映えスポット!京都・瑠璃光院の特別拝観に行ってきた

みなさまこんにちは。ゆわきーです。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

さて、最近休みの日は健康のためになるべく自然が多いところに出かけるようにしているのですが、今回は京都の瑠璃光院の特別拝観に行ってきました。
初めて行ったのですが、私がこれまで行った京都の観光地の中でも特に素晴らしい場所だと感じたので、みなさまにもご紹介させていただきます。

※瑠璃光院には特別拝観の期間以外は入場できません。現在の特別拝観の期間は8/17(火)にいったん終了するとのことですのでご注意ください。

そして気が付くと今回までで大阪(箕面)、神戸(布引ハーブ園)、京都(瑠璃光院)と、自然に触れるシリーズで三都制覇してましたね。(全く意図してなかったのですが😅)
関西に住んでいると、こういう時にありがたみを感じます。

★今回のもくじ

 

1.瑠璃光院までの道のり

今回の目的地である瑠璃光院の最寄り駅は叡山電鉄八瀬比叡山口駅なので、電車で行く場合はまず叡山電鉄の始発駅となる出町柳まで行くことになります。
大阪方面から行く場合は淀屋橋や北浜、京橋から京阪に乗るのが一番楽ですが、阪急で京都河原町まで行き、祇園四条で京阪に乗り換えるというルートもアリです。

JR京都駅からだと出町柳へのアクセスが良くないので、少し大変です。
JRからは市バスで行くのが手堅い気がします…。

私は今回、淀屋橋から京阪で出町柳まで行きました。

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私が京都に行くときによくお世話になる京阪8000系。

この列車がくると、ついつい2階建て車両の上の方に行きたくなってしまいます(笑)。
何かと話題のプレミアムカーもいいんですが、普通車も十分快適なんですよね🥰

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私のいつもの指定席。

京阪で大阪~京都まで移動する場合、JRや阪急よりも時間がかかるのですが、快適な座席とダイナミックな車窓を味わいながら移動できます。
大阪~京都間の移動は、目的や気分によっていろいろな列車を選べるので楽しいです。

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枚方から京都市内へ入るまでの車窓がお気に入りです。

淀屋橋を出て快適空間に身をゆだねること約1時間、出町柳駅に到着です。
京阪のホームは地下にあるので、地上に上がり叡山電鉄に乗り換えます。

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叡山電鉄出町柳駅。ここから山に向かって線路がのびます。

改札を抜けると、鞍馬線の車両「きらら」が停まっていました。

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車窓を楽しめるよう窓側を向いている座席があり、紅葉シーズンは大人気です。

本来、鞍馬線は鞍馬が終点なのですが、この記事の執筆時点では沿線の土砂崩れの影響で途中の市原駅までの運転となっており、貴船、鞍馬方面へはバスに乗り換える必要があります。
それでも鞍馬、貴船は人気のようで、この列車は満員でした(かくいう私も鞍馬大好きです😊)。

鞍馬までの区間は2021年9月18日に運転再開予定とのことです。
ご利用予定の方は叡山電鉄のWEBサイトで情報をご確認ください。
予定通り復旧して今年の紅葉に間に合いますように!

eizandensha.co.jp

と、話が逸れましたが、今回乗るのは鞍馬線ではなく叡山本線の方になりますので、八瀬比叡山口の電車を待ちます。

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しばらく見ない間に車両がリニューアルされた模様です。

出町柳から八瀬比叡山口までは15分ほどなので、鞍馬や貴船に比べるとだいぶ気軽に行けますね。

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八瀬比叡山口駅に到着!

列車から降りたお客さんの多くは比叡山ケーブルの方に向かっていき、瑠璃光院に向かた人はまばらでした。
隠れた名所的な感じなんですかね…。

駅から瑠璃光院までは徒歩5分ほど。
その途中の道は緑が多く大きな川もあり、夏らしい景色が楽しめました。
この日はとても暑かったので、川で水遊びをしている人もたくさんいました。

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暑い日に見る水辺の景色は気持ちいいですね。

2.いよいよ瑠璃光院へ

駅から歩いて5分で瑠璃光院の入り口に到着です。

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入り口で拝観料を払います。

今回の特別拝観の拝観料は2,000円(!)とのこと。
なかなかのお値段ですが、勇気を出して払います😂
今回の特別拝観では、写経体験もさせてもらえるとのことで、用紙と筆記用具も渡されました。
また、隣にある美術館にも無料で入れるとのこと。後で寄ってみましょう。

と、いろいろ煩悩にまみれた感じで中に踏み出しましたが、入った瞬間息をのみました。

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一歩入ると、そこは別世界。

まず、入ってから書院(メインの建物)に入るまでのアプローチがとにかく美しい。
光の入り方、苔の生え方、水の綺麗さ…いろいろなものに目を奪われます。

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この水の透明度の高さよ…!

メインを味わう前の段階ですでに満足してしまいそうですが、気を取り直して書院へ。
2階に上がってインスタ映えスポットとして注目されたあそこの写真を撮ります…!

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これが撮りたかったのです!

ちなみに、これは外の景色が机に反射してこのような構図になっています。
この構図を見つけた人、ほんと天才です。
私はなかなかうまく撮ることができず、何度かチャレンジしてようやくこの出来でした😅

 

この構図以外にも綺麗に見える角度がたくさんあり、おそらくこの建物やお庭が相当計算されて建てられているのだと思います。何たる匠の業…!

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こんなところで寛げたら最高に気持ちいですね。

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書院の2階から撮った夏山の風景。

この建物の2階では、入り口で頂いた用紙と筆記用具で写経体験ができます。
短い文をシャープペンでなぞる簡単なものですが、普段スマホやPCばかりで字を書くことが減ったので、久しぶりにちゃんと字を書くのも新鮮でよかったです(笑)。

 

その後は1階に降り、お庭を見学できます。

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どこを切り取っても美しい…。

この日はかなり暑かったのですが、建物の周りが緑でおおわれているので、扇風機だけでも十分涼しくて驚きました。
1階には少し座って休憩できるスペースがあったのですが、気持ちよくて寝てしまいそうになりました😪

と、名残惜しいですがこんな感じで書院を後にして元来た道を戻ります。

3.ルイ・イカール美術館を見学

さて、帰りに瑠璃光院の拝観受付で教えてもらった隣の美術館にも寄ってみます。

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瑠璃光院からすぐのところにあります。

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オシャレなロゴ。

この「ルイ・イカール」というのはフランス人の画家さんのお名前だそうです。
この方の作品が館内に飾られているのですが、どうやら民家を改装したようで、なんだかアットホームな雰囲気でした。

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こちらは和室っぽいインテリア。

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と思ったら、洋風の書斎のようなお部屋もあります。

コンパクトな造りなので、帰り道にさらっと見学できます。
見学を終えたら八瀬比叡山口駅に戻ります。

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この終着駅、って感じの雰囲気がたまりませんね。

この駅はかなりレトロな感じで旅情を誘いますね。
撮影していたらタイミングよく帰りの列車が来たので、これに乗って出町柳まで戻ります。

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帰りは赤い列車でした。なんかビビットなカラーリングです。


いやー、今回初めて瑠璃光院に行ったのですが、とても良いところでした!
映える写真を撮るのも楽しかったのですが、それ以外にも綺麗なところが多すぎて、想像以上に見ごたえがあります。

 

特にお庭の美しさには目を見張るものがあるので、行く機会がありましたら、ぜひゆっくりお庭を眺めてみてください。


所要時間は出町柳を出てから戻るまで2時間半~3時間弱ほどだったので、旅程に組み込むとしたら午前中いっぱいか、ランチ後~夕方まで時間を確保するとよいかと。

常時は拝観できず、拝観可能な時期を確認して日程を合わせる必要がありますが、それでも行く価値は十二分にあります。

 

最初にも書きましたが、現在の特別拝観期間は8/17(火)でいったん終了し、続く秋の特別拝観の日程は毎年9月ごろ発表予定とのことなので、気になる方は公式WEBサイトでチェックしてみてください。

rurikoin.komyoji.com

 

それでは今回はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。