旅に出たいと叫びたい!

旅行大好きな筆者が主に国内旅行、鉄道、各地のおいしいもの等をテーマにした記事を書いていきます。

乗り鉄に精進料理…南海電車で高野山を日帰り満喫してきた②

みなさまこんにちは。ゆわきーです。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。

前回の記事では難波から電車とバスで高野山に上ったところまでで終わってしまったので、今回は高野山で楽しんだところを書いていこうと思います。
よろしければ前回の記事もご覧いただけると嬉しいです。

hikari100.hatenablog.com

★今回のもくじ

1.精進料理がこんなにおいしいとは…!胡麻豆腐づくしランチ

バスが高野山のメインエリアに到着すると、ちょうどお昼時になっていました。
この時はお休みの飲食店が多く、お昼にありつくまでに苦労しましたが、
少し足を延ばして「角濱ごまどうふ総本舗」さんへ。
この日は混んでいて少し並びましたが、30分ほどで中へ入ることができ、そこからお料理が出てくるまではスムーズでした。

f:id:HIKARI100:20211226234657j:plain

これは…映える…!!!

今回頂いたのは「胎蔵懐石」。
仏教の曼陀羅を模した胡麻豆腐づくしの懐石で、デザートまでお豆腐という徹底ぶり。
食べると確かに全部お豆腐なんですが、調理法によって味が全然違い、面白いです。

精進料理において豆腐という食材は重要なたんぱく源なのだとか。
なるほど、それならたくさん食べる機会があるでしょうし、その分調理法にバリエーションを持たせようというのも自然な考えかもしれません。

そんなわけで、最後まで飽きることなくたくさんの品数を頂きましたが、お豆腐なのでたくさん食べても罪悪感がないのがいいですね(笑)。

無事にランチを終えたので、お店の近くから散策を開始します。

2.壇上伽藍のスケールの大きさに驚く

まずは「壇上伽藍」と呼ばれるエリアから見学しました。

f:id:HIKARI100:20211230235445j:plain

からしてすでに立派。

なんでも、弘法大師高野山を開山した際に一番初めに整備を開始した場所で、真言宗の一連の施設の中でも特に重要なものなのだとか。

この門をくぐると…

f:id:HIKARI100:20211231000000j:plain

これまた立派な塔が…!

これらの門や塔をはじめ、高野山にある建造物はとにかくなんでもスケールが大きいという印象です。
しかも平地ではなく下界から離れた土地にこんな大掛かりな建造物をいくつも造るなんて…。
この土地にたくさんの人が訪れる理由が一つ分かった気がします。
これは他ではなかなか見られないですよ…。

さらに、塔の隣にある「金堂」を見学します。

f:id:HIKARI100:20211231002704j:plain

こちらは中を見学することができます。

靴を脱いでお堂の中に入ると、お坊さんが読経をされている最中でした。
他にもたくさんの方が座って読経を聞かれていたので、自分も腰を下ろして目を閉じます。
お堂に漂うお線香の香りも相まって、とても落ち着きました。

このエリアだけでも非常に見ごたえがあり、もっとゆっくり見学したかったのですが、今回は日帰りなので次のスポットへ向かいます。

3.総本山・金剛峯寺

次は高野山の中核となる金剛峯寺を見学していきます。

f:id:HIKARI100:20211231005237j:plain

この門をくぐるといよいよ…!


初見の感想:とにかく大きい(何度目だ…)。

f:id:HIKARI100:20211231004107j:plain

横に広すぎて、もはや私のカメラでは全体像を写せません(汗)

中にはたくさんの襖絵があり、それらを見学できるのですが、襖絵は撮影禁止。
残念ながらこのブログでご覧に入れることはできません…。


なので感想だけお伝えすると、「鮮やかで見ごたえ抜群」。
私は同じ場所を何度も繰り返し見てしまいました。それほど美しかった…。

また中庭も美しく、単に「歴史のあるお堂」というだけに留まりません。
これはぜひ実際に皆様の目でもご覧いただきたいなぁ…と思いました。

他にも、中には集会場?と思しき広間があり、単に観光客向けの歴史的建造物の展示というだけでなく、実際に今でも真言宗の催しに利用されているのかな?という感じでした。

ああ、この様子を写真を交えてお伝えできないのがもどかしい…!
また行きたいなあ、金剛峯寺…。

4.奥の院(に続く道)へ

さて、だんだん日が傾いてきたので見学のペースを少し早めます。
高野山エリアの文字通り奥の方にある「奥の院」エリアへ。
このエリアは金剛峯寺や壇上伽藍のエリアから距離があるため、バス移動が無難です。

残念ながらお堂が撮影禁止になっていたので写真が無いのですが、バス停からお堂までの道もすごかったです。

f:id:HIKARI100:20211231225303j:plain

木漏れ日が漏れる森の中にきれいな石畳が敷かれています。

たくさんの樹と根元に生い茂る苔、そしてきれいな空気…歩くだけで癒されます。
それらが時折差し込む柔らかな光に照らされると、それだけで画になります。

f:id:HIKARI100:20211231230251j:plain

こんな場面を見ると、ついつい足を止めてしまいます。

こんな光景を見てしまうと、ついつい道端にあるいろんなものにも目がいくようになります。

f:id:HIKARI100:20211231230433j:plain

緑の中に赤い色が目を引きます。

こんな感じで、何かすごいインパクトがあるわけではないのですが、道端にあるものや目の前に広がっている光景にはっと目を奪われる、という感じです。
特にカメラを持っていると、いろいろ撮りたくなってしまうのでなかなか前に進めません(笑)。

さて、また長くなってしまったのでここでいったん切ります。
次回でおそらく高野山編は終えられる…と思っています(笑)

それでは今回はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。